10月13日午前 「堺の歴史・・・竹ノ内街道と堺」

  講師:堺市博物館 学芸員  白神 典之 様


・平安時代後期に、摂津と和泉の国境に町ができ「さかい」という地名が誕生しました。

 ひとつの町の真ん中に国境線があるのは全国でも堺だけです。

 

・堺には、長尾、竹内、西高野、熊野、紀州の5街道があるといいますが、大阪からの2街道

 海路の2本を加えて、都合9街道となり、堺はまさに交通結節点です。

 

・竹内街道は古墳時代からあったと思われますが、時代とともに道のルートは変遷するものです。

 いずれにせよ、大阪(なにわ)と奈良(やまと)を結ぶ道として古代より大切な道でした。